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順天堂大学大学院
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感染制御科学教授
教授 平 松 啓 一
TEL:03-5802-1040
FAX:03-5684-7830
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活動報告と予定

当教室では主に(1)黄色ブドウ球菌の薬剤耐性メカニズムを解明すると共に、(2)新規抗菌薬「復帰抗生物質」の開発を行なっています。次世代シーケンサーMiSeq による全ゲノム解析、クローニング、タイピング等の分子生物学的解析から、ポピュレーション解析や最小発育阻止濃度(MIC)の測定などの生きた菌を使った細菌学的解析まで、幅広い技術を用いて研究を行っています。

(1) 黄色ブドウ球菌の薬剤耐性メカニズムの解明
SCCmec.jpg 1. mecA 遺伝子は何処から来たのか
mecA はブドウ球菌のメチシリン耐性に関与している遺伝子で、SCCmec と呼ばれるゲノムアイランド上に存在しています。当教室では2001 年には世界に先駆けて、黄色ブドウ球菌の全ゲノム配列を解明しました。これらの研究を基盤とし、MRSAの進化の歴史を調査しています。mecA 遺伝子は鶏、馬などに寄生するブドウ球菌S. fleurettiiの染色体上に由来することを見出しました。またブドウ球菌属と先祖を共有する、M. caseolyticusにもmecAのホモログが存在することを見出し、メチシリン耐性遺伝子は、ブドウ球菌がヒトなど哺乳動物に寄生を始める以前から自然界に広く分布していた可能性を示しました。今後、ブドウ球菌の薬剤耐性の遺伝学的獲得機構、哺乳動物への寄生のメカニズムなどを解明して行きます。

VCM.jpg 2. MRSA のバンコマイシン耐性機構の解明
耐性変異株60 株の全ゲノム塩基配列を決定し、バンコマイシン耐性に関与する遺伝子を網羅的に同定しました。一時的なバンコマイシン抵抗性獲得現象(sVISA) によって、バンコマイシン感受性菌感染症でもバンコマイシン治療が成功しない、臨床の現場で大きな問題となっている現象のメカニズムが解明されました。RNA polymerase beta subunit などの変異が重要な役割を果たしていることが分かり、現在も研究を進めています。


RA.jpg (2) 新規抗生物質の開発
多剤耐性MRSA に有効な抗菌薬を探索して、約2,000の土壌由来放線菌培養液をスクリーニングした過程で、キノロン薬耐性菌に特異的に有効なナイボマイシンを見いだしました。更にナイボマイシンの耐性変異株はキノロンに対する感受性を再獲得してました。復帰抗生物質という新たな概念の薬剤として2012 年に発表しました。現在、NYB の誘導体からNYBを上回る活性と安全性を有する新規骨格抗菌化合物を合成し、その評価を行なっています。




 当拠点では、微生物化学研究所と共同で、新しいタイプの抗生物質を発見し、復帰抗生物質(Reverse Antibiotics (RA))と命名しました。

復帰抗生物質とは、従来の抗生物質耐性菌を感受性菌に復帰させる抗生物質です。International Journal of Antimicrobial Agents (IJAA) 396478-85に掲載されました。

これが実用化されると、抗生物質と耐性菌のいたちごっこが解消される事が期待されます。

 

RA_figure_circle_forHP.jpg

 




第21回 Tokyo Infection Conference開催(COE共催) 2006年11月1日 順天堂大学6号館カンファレンスルームにて、第21回Tokyo Infection Conferenceが 開催されました。本会は医師、検査技師、薬剤師などを中心に感染症にかかわる方達の研鑽・知識交流に貢献することを目的に2003年に設立されました。症例検討会 (clinco-pathological conference) 形式で、毎回2-3症例を提示しており、隔月(年6回)で開催されております。今回はCOEプログラムの共催を得まして、ここ順天堂大学で初めて開催致しました。 当日は80名を越える参加があり、Streptococcus mitisによるspondylodiscitis-osteomyelitis、Clostridium perfringensによるfluminant septicemia, 小児の肛門裂傷に続発した骨盤内膿瘍の3症例が提示され、それぞれ熱のこもった討論が繰り広げられました。 次回第22回は2007年1月12日19時より、順天堂大学医学部10号館1階カンファレンスルームにて開催する予定でおります。どうぞ皆様、奮ってご参加下さい。(担当:菊池 賢)

順天堂大学院COEプロジェクト | 病院感染予防のための国際的教育研究拠点。

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